年収1,000万円を超えて感じたこと

過去から現在に至る道程と旅行の話

鑑賞中に席の移動を命じられて映画館に行かなくなった話

映画館

映画館は何のためにあるのでしょう。

選ぶのは自由

サービス業とは、何かのサービスを提供してお金をいただく仕事です。客が満足すればリピーターとなって継続的な利益に繋がります。反対に客が不満を感じたなら再度の利用は望めずに利益は減少し、やがて営業自体も立ち行かなくなるでしょう。

サービスを良くするのも悪くするのもお店の自由です。そしてお店を選ぶのもお客の自由です。

世の中にはたくさんのお店、会社があります。気に入らないものにお金を払ってまで使い続ける必要はありません。苦情や改善要求は時間と労力の無駄ですし、ひょっとしたらそれによって質が良くなってお客が増えてしまうかもしれません。それも癪に感じます。

金額に見合わないものであれば、放っておいても廃れていきますので、何も言わずに次からは違うところのサービスを利用するのがいいと僕は思います。 

出来事

ここ1年で我慢できない事が2つありました。
1つはアラスカ航空の件、もう1つは歌舞伎町にある映画館での出来事です。 

www.ten-milli.com

場内図

映画館離れ

※実際の正確な着席状況は確認出来ませんが、大体上のような状況でした。

映画館に遅れて到着

映画は夜19:00頃の回を予約していたのですが、仕事のせいで映画館への到着が遅れました。見ようと思っていた映画は上映最終日だったこともあり、劇場に入ると真ん中の方に人が集中していて、前の方や後ろの方はあまり人が座っていませんでした。おそらく半分以上は空いていたと思います。

出入り口は劇場の最前列にありました(図①)。僕が事前に購入していた席は劇場のど真ん中の席で、10人くらいの前を横切らなければ座れない席です(図②)。上映が始まる前であれば問題はなかったのですが、既に本編が始まって15分が過ぎていました。

僕は自分の席まで歩いて人の視界を遮るのが忍びなかったので、出入り口近くの最前列左端の席に座る事にしました(図③)。斜めに見上げるようで角度的にとても見づらいですが、我慢する事にしました。

最前列だけに後ろにいる人達の視界に入りますので、鑑賞の邪魔にならないように出来るだけ椅子に身を沈めて身動きしないように気を付けました。

サプライズ

映画も終盤に入り、あと20~30分で終わるという頃になって突然『鑑賞券はお持ちですか?』と女性スタッフの方に声をかけられました。映画の上映中にです(図④)。

僕は暗い中で券を探してスタッフに見せて、映画館への到着が遅れた事と、人の前を横切ったら迷惑だと思ったので、やむなく出入り口に近い席に座らせていただいている事を伝えました。

鑑賞していたのはアクション映画でしたので音も大きく、こちらも大きな声を出さなければ会話が出来ませんでした。映画の上映中に誰かと会話をしたのも初めての経験ですし、大きな声で周りに迷惑にならないかという事が気になりました。そして僕自身も映画終盤のとてもいいところを邪魔されました。

券を見せて事情も説明したので、僕はてっきり、『次からはちゃんと購入した席に座るようにして下さいね』と注意されるくらいで済むかな、と思っていたのですがそうではありませんでした。

まさかの指示

女性スタッフは『今すぐに購入した席に移動してください』と言いました。
僕は驚いて「映画も終盤なのに、今から何人もの視界を遮って歩いて、本来の席に移動しろと言う事ですか?」と確認したら、女性スタッフは頷きました。

僕は立ち上がって劇場を出ました(図⑤)。

上映中に声をかけられた時点で不快感がありましたが、鑑賞している僕の事も、他の客の事も考えていない事を知って不快感が頂点に達しました。

入場料さえ貰えれば客が映画を楽しむかどうかは関係無いという事でしょうか。

僕は他のお客に迷惑をかけたつもりもありませんでしたし、映画館側に迷惑をかけたつもりもありませんでしたが、向こうはそうは思わなかったみたいです。

極論を言えば、1人しか客がいないような貸切の時でも、購入した席と違うところに座ったら移動しなければいけない訳です。たとえば1つ隣に座った場合でもルール違反という訳です。

なぜなのか

疑問

もし座ってすぐに移動を促されたなら、僕も気持ちよく移動したと思います。
しかし、座ってから1時間以上は何もなくて、映画の終盤になってからわざわざ来た理由が分かりません。

まさか、たくさんの人が座っている中央席付近で1つ隣に座っていた場合でも、「券は持っていますか?」などと上映中に話しかけて来るのでしょうか。おそらく僕が思うに、出入り口すぐのところに座っていた僕の事は目立つし周りに人が居なかったので声もかけやすかったのかなと思います。

映画館とは、映画を楽しんでもらってお金を受け取るサービスだと思っていたのですが、ひょっとしたら購入した席にきちんと座らせるのが仕事なのかもしれません。女性スタッフからは特に謝罪の言葉もありませんでしたし、追いかけても来ませんでした。ルール違反の客を追い出せて使命を全う出来たと思ったのかもしれません。

苦情

最近は、たいていの事は苦情は入れずに黙って利用しなくなるだけですが、さすがにこの件は理不尽に感じて、家に戻ってすぐに公式サイトの問合せページから苦情を入れました。しかし返信は全くありませんでした。

やはり僕の方が間違っていたという事なのでしょう。この映画館にとっては、僕はただのクレーマーであり、人の視界を遮って席に座るのが正解だったということでしょう。

映画館離れ

映画館

数か月経って、1度だけその映画館に行きました。購入した席にちゃんと座っていたため特に問題はありませんでしたが、やはりあの時の不快感は消えません。

あの件以降、映画を見に行こうかな、と思うたびに「でも数か月後にレンタルでいいか」と考えるようになりました。値段に見合った価値があれば金額が高くても良いと思いますが、僕はその価値は無いと判断しました。意図せず「映画館離れ」させられました。

映画館のメリットは?

家で見る映画は最高です。
新作もすぐには見れないですし、画面も音の迫力も映画館には敵いませんが、見ている途中で話しかけて来る人がいないので落ち着いて見る事が出来ます。マナーに反した嫌な客もいません。僕は映画館離れしましたが、映画離れはしていません。

映画館に行けば、鑑賞料金+IMAX料金+3D料金の場合、3千円近くかかります。

ジュースにポップコーンなどを購入して2人で鑑賞すると1本の映画を見るのに6~7千円にもなります。

レンタルならば新作5本セットが千円程度で借りる事が出来ますし、1人でも2人でも値段は変わりません。2人で鑑賞した場合の1本あたりの値段差は30倍にもなりますが、それだけのお金を払ってわざわざ来てくれたお客に映画館はどのようなサービスを提供してくれるのでしょうか。