スーツケースよりもバッグの方が快適な旅になる事が分かりました。しかし荷物が多くてバッグに入りません。何とか荷物を減らす事は出来ないでしょうか。
荷物を減らす方法いろいろ
以下の通りです。順番に説明します。
- 日本と旅行先の季節を合わせる
- スマートフォンを活用する
- ホテルに置いてある物は持って行かない
- 服は圧縮袋に入れる
- 服は旅行先で洗濯する
- お土産は買わない
日本と旅行先の季節を合わせる
日本と同じ服装で過ごせる国に旅行しましょう。特に日本が夏の時に、同じく夏の国に旅行するととても荷物を少なくする事が出来ます。日本が冬の時に冬の国に旅行するのもそれほど困らないでしょう。
注意が必要なのは真逆の季節の国に旅行する場合です。
日本が冬でコートを着ている時期に夏の国に旅行すると、旅先ではコートが邪魔になります。その場合、料金はかかりますが空港で預かってもらう事が可能です。
反対に日本が夏で薄着の時に冬の国に旅行しようとすると、防寒着などを持って行かなくてはならないため荷物が増えます。コートの預かりサービスはありますが、貸出しサービスは存在しないためお勧め出来ません。
季節を合わせると体調も管理しやすいです。
夏の旅行は夏の国がお勧めです。
スマートフォンを活用する
時計・カメラ・地図・書籍は置いて行きましょう。スマートフォンがあれば時間も分かり写真も取れて、Googleマップも使えて電子書籍も読めます。さらにはGoogle翻訳を使ってあらゆる国の言語同士での音声翻訳も可能ですし、分からない事はネットで調べる事が出来ます。
スマートフォンではなく、8インチくらいまでのタブレットでも良いですが、10インチ以上のタブレットやノートPCは荷物になりますのでやはり5,6インチのスマートフォンが理想です。
ホテルに置いてある物は持って行かない
シャンプー、リンスー、ボディーソープ、歯ブラシ、ヒゲソリ、バスタオル、ドライヤーなどは宿泊するホテルのものを使いましょう。こだわりはあると思いますが、持って行くと荷物が増えます。僕も「ドライヤーの風が弱いなぁ」とか「ヒゲソリの切れ味が悪いなぁ」と感じた事はありますが、わざわざ日本から持っていく程の不満はありません。
タオルは持って行く必要ありません。
服は旅行先で洗濯する
持って行く荷物で一番大きな割合を占めるのは衣類です。宿泊日数分の服を持って行くと荷物が増えて大変ですので、上着は出来るだけ着回して、下着は旅先で洗濯します。
旅先での洗濯と早く乾かす方法
- 洗面台やシャワーで衣類を洗います。洗剤はボディーソープで十分です。
- 手で絞って水気を抜きます。衣類が痛むので、加減を見て下さい。
- 衣類をホテルのバスタオルの上に置いて、4つ折りか8つ折りくらいに畳みます。
- 畳んだバスタオルの上に10分くらい座ります。
- バスタオルを広げて濡れていない方の面に衣類を挟んでまた畳みます。
- 畳んだバスタオルの上に10分くらい座ります。
- バスタオルを広げて水気が少なくなった衣類を湿度が低そうなところに干します。ハンガーが無い場合はテーブルの上などに広げます。
- 湿度にもよりますが、夕方~夜に干せば翌朝には大体乾いています。
※ホテルに1人あたり2枚分のバスタオルが置いてあれば通常用と脱水用に分けて使いましょう。夕方のターンダウンの前に洗濯しておけばタオル交換してくれるので、なお良いです。
効果は絶大
旅先で毎日交互に洗濯をすれば、1週間の旅行でも着ていく服の他に1着持って行けば十分です。不安なら2着持って行きましょう。
究極は着ていく服以外には持って行かず、洗濯したら部屋着で過ごすという事も出来ますが、さすがに不都合があると思います。僕は元々荷物は少ない方でしたが、この技を覚えてからはさらに荷物を減らす事が出来ました。
服は圧縮袋に入れる
手で巻いて空気を抜くタイプの圧縮袋が100均に売っています。荷物がギュッと縮まって小さくなります。
何度も繰り返し使えます。
お土産は買わない
荷物になるのでお土産は買いません。あまりの荷物の少なさから羽田空港の税関で『荷物はこれだけですか?お土産を買ったりしないんですか?』と聞かれた事があります。
どうしてもお土産をあげたい人がいるなら買うのも良いですが、出来るだけ帰る直前に購入するようにしましょう。
最後に
住み慣れた快適な家を出ていつもとは違う環境で過ごすと、必要なものが無かったり言葉が通じなかったりして不便に感じます。しかしそれも旅の楽しみの1つです。本当に必要なものは、そんなに多くはない事に気が付くはずです。
旅行をもっと身近に。お散歩気分で旅に出かけましょう。