ディナーの予約をしました。
夕食
一番前ではないですが、ブルジュ・アル・アラブがバッチリ見える席に案内されました。バトラーさん、疑ってすみませんでした。
窓際の席だと本当に海の上で食事をしているように感じるかもしれないですね。
まだ時間が早いせいか、空いています。ミネラルウォーター39AED(約1,140円)。
店内はとてもお洒落な空間です。
面白そうな名前のトレジャーボックスというカクテルにしました。はたして、箱の中にはどんなお宝が詰まっているのでしょう。
食事はとりあえず、カキと和牛タルタルを頼みました。スタッフさんに「メインは注文しなくてもよいですか?」と聞かれたので『後にします』と答えました。
数分すると突然、
目の前に箱を置かれました。男性スタッフさんがフタを開けるとドライアイスの煙がモクモクと出ています。えっ?えっ?と事態を理解するのに時間がかかりました。
そうです、注文したカクテル"The Treasure Box"が届いたのです。
まさか本当に箱で来るとは思わず、撮れたのはギリギリ注ぎ終わるところでした。知らずに頼んだとはいえ、後から思うとオジサン1人でコレを注文するのは恥ずかしいですよね。
お宝はカクテルでした。知っていればカメラを持って待ち構えていたんですけどね。
The Treasure Box、88AED(約2,580円)。
少しするとサービスパンも来ました。これだけでもかなりのボリュームです。手に取ると温かいです。まさか焼きたてでしょうか。
カキを運んできた男性スタッフがクイッと首を横に傾けて「インジョイ!」と言ってくれました。カッコ良すぎてシビれます。
カキは中央の2種類のソース(ビネガー?)をかけながらいただきます。
Dibba No3(Six)、219AED(約6,420円)。
旅行の時はそれほど気にしていないのですが、あとから値段を見ると驚きます。1個1,000円超えですか。これはすごい。もちろん美味しかったです。
美人に強い人います?
食事を楽しんでいると、とても綺麗な金髪の女性スタッフの方が「ワインはいかが?」とメニューを持ってきてくれました。まだカクテルを飲みきっていませんし、ここでワインを頼んだらお会計が怖いなと思ったのでカクテルを頼もうとしたのですが、「あら、このお店でワインを飲まないの?」と小悪魔風に言われてあっさりと降参してしまいました。
スタッフさんにお勧めを聞いてグラスワインを注文しましたが、今日のお会計はヤバイかもしれません。腹をくくりました。ワインを持ってきてくれた時に、少ししか注いでくれないなと思ったら、最初に試飲するんでしたっけ?香りを嗅いでから少しだけ飲んで、適当に『グー』と微笑んで注いでもらいました。
あの女性スタッフさんはお店の売上にかなり貢献していると思います。
GL Bandito Chenin、130AED(約3,800円)。
食事と雰囲気を楽しむ
最初は窓から遠いと感じましたが、これはこれでちょうどよい距離だと思うようになってきました。
和牛タルタルが来ました。上に乗っているのはキャビアでしょうか。後ろに見える薄いパンのようなものに乗せていただきます。
それぞれ違う女性スタッフさん2人に「オイシイデスカ?」と聞かれました。
はい、オイシイデス。
食べるほどに美味しさに気付きます。本当に美味しいです。
Wagyu Beef Tartare、170AED(約4,980円)。
お酒も進んで気持ち良くなってきました。
19:30頃になると、僕の前の席にもお客さんが座り始めました。誰にも邪魔されず1時間ほどブルジュ・アル・アラブを眺めながら食事をしたので十分満足しています。
最後まで一番前の席は空いていたので、出来るだけ後ろから座らせていって多くのお客に景色を楽しんでもらうお店側の戦略なのかもしれません。
店内にも灯りが灯り始めました。
いいムードです。お腹もいっぱいになったので、そろそろ出ようかと思ったらスタッフさんがデザートメニューを持ってきてくれました。サービスにぬかり無しです。
チョコレート&ストロベリーアイスを頼みました。スライスされたイチゴが乗っているストロベリーアイスと、別のお皿で出て来たビターでしっとり系のチョコレート(ガトーショコラ?)の組み合わせが良いです。20AED(約580円)。
お会計しました。 ファイン・ホテル・アンド・リゾートの特典で100USD分が使えるとはいえ、調子に乗ってしまいました。完全に予算オーバーで、正に悪魔の数字です。666AED(約19,500円)。
部屋に戻る
お店を出ると波の音が聞こえます。後ろに座席の付いた自転車に乗っているスタッフの方から「橋の向こう側まで送りましょうか?」と聞かれたのですが、ゆっくり景色を楽しみたかったので歩いて帰ることを伝えました。
ブルジュ・アル・アラブもライトアップされています。
反対側の方も光って綺麗です。
ホテルまで続く橋の明かりは、
例の顔の形の植木鉢です。
名残惜しくてピアシックを振り返ってしまいました。
このヘリコプターのようなバーでお酒を飲んでみたかったです。
グリーンも綺麗ですね。
ホテルが近づいて来ました。
さすがにこれだけ暗くなるとビーチに人はいないですね。
たま~に歩いている人もいますが、夜のお散歩でしょうか。
プールにはチラホラ人がいました。夜でも暑いですからね。
プール近くのバーは開店休業状態です。
ヤシの木もクリスマスツリーみたいに光っています。
さて、僕のハウスはどれでしょう。夜だと暗くて分かりづらいです。
足元を照らすお洒落ランプ。
茂みの具合から、何となくここのような気がします。
中に入ります。
やはり中庭に座っている人はいないです。
20:00 部屋に戻って来ました。お隣さん、ドアが全開で目が合ってしまいました。