空港内を走るモノレールに惑わされながらも何とかターミナル1に到着。セルフチェックイン機で搭乗券を発券しました。
スカルノハッタ国際空港
ターミナル1の地図を確認
近くにターミナル1の地図がありました。半円型の建物にカウンターや検査場、お店などが並んでいて、搭乗ゲートはブロックごとにA・B・Cと木のような形で3方向に飛び出しています。僕が乗る予定のB6ゲートは真ん中のBブロックですね。
ジャカルタではセブンイレブンよりもサークルK、マクドナルドよりもケンタッキーを見かける事が多かったです。理由は不明ですが、何か特殊な事情があるのでしょうか。
ターミナル内へ
搭乗券も手に入れた事ですし、お腹が空いていたので朝食を食べたいと思いました。外にもいくつかお店が並んでいたのですが、入りづらい雰囲気のお店が多かったので中に入ってから探す事にしました。
ターミナル内に入る時に検査場がありました。
中に入るとチェックインカウンターが並んでいて、朝6:55でこの行列です。外の機械でセルフチェックイン出来ない人や、荷物を預ける場合は並ばないといけません。どちらにも該当しない僕は、ちょっとだけ優越感を感じながら行列の後ろを通り過ぎました。
行列のため、本当は広いはずの通路幅はこれしかありません。そして、床にあるこの銀色のバー。座るところが無い時に僕が良くお世話になるやつです。
この場所は歩く人の邪魔になるので座るのはやめた方がいいですけど、タンソンニャット国際空港、クアラルンプール国際空港で実際に座った経験があります。枕代わりに寝ている人も見た事があるので、ちょうどいい高さなのかもしれません。
カウンター前の行列を抜けました。Bゲートは上の階にあるみたいです。
エスカレーターで上に上がります。
Bゲートはこの先ですね。奥の方にセキュリティゲートのようなものが見えます。この辺りにいくつかの飲食店が並んでいるので、何か食べる事が出来そうです。ターミナル内に何も無かったらどうしようとドキドキしていましたが、大丈夫でした。
地図も見てみましたが、やはりセキュリティゲートの先には飲食店は無さそうです。ここで朝ごはんにした方が良さそうですね。
朝食
空いていて入りやすそうな、Bakso Bakwan Malangというお店にしようと思います。男性店員さんが僕に気付いて案内してくれました。
最初にカウンターで注文をするようです。ガラスケースに色々な食材が並んでいて、たくさんのメニューがありました。どれにしようか悩んでいると、『これがオススメだよ』と店員さんが教えてくれたので、それにします。
ガラスケース手前に並んでいた麺の入ったスープ料理です。料理名を忘れてしまったのですが、ひょっとしてこれが、店名にもなっているBakso Bakwan Malangかもしれません。
さすがにオススメされただけあります。鍋パーティーの最後の方の具材の旨みがたっぷり出たスープのように、とても美味しいです。朝からご飯が進みます。麺や具材は控えめなので、量もちょうどよい感じです。
レモンティーは温かくて南国の味がしました。すりおろし果肉がたっぷり入っていて、こちらも美味しいです。両方合わせて71,500ルピア(約550円)でした。
セキュリティゲート~B6ゲート
朝から美味しいものを食べたので、とても満足しました。お店を出てB6ゲートへ向かう事にします。
20分前は誰も並んでいなかったのですが、朝食を食べている間にどんどん人が増えて、食べ終わる頃にはかなりの行列になっていました。それでもわりとスムーズに進んで5分後には通過出来ました。
不思議だったのが、荷物検査のところで荷物を乗せるカゴが無くて、そのままカバンを流した事です。そんな事もあるんですね。
セキュリティゲートも抜けたし、さてB6へ、、、と。あれはまさか!?
ジャパニーズベンディングマシンオオツカポカリスウェットオロナミンスィー!
ペットボトルのポカリスエットが10,000って書いてあってビックリしちゃいますけど、単位はルピアなので日本円で約77円くらいです。日本の半額くらいでしょうか。安いですね。
オロナミンCは値段が書いてなくて残念です。
周りを緑に囲まれた通路を進みます。
B6ゲート~機内
B6を含む、おそらくこの辺りの全てのゲートが同じだと思うのですが、機内への案内時刻や搭乗順を知らせるためのディスプレイなどが存在せず、全て場内アナウンスで知らされるようでした。
イヤホンをしていると聞き逃す恐れがありますし、当然ながら英語でのアナウンスですので、耳を英語耳にして全神経を集中しました。
階段を下りてバスに乗り込みました。1台のバスに行先の異なる2機の飛行機の乗客が乗っていたようで、バスを降りたところで行先を確認されてそれぞれの飛行機へ案内されました。
バスで移動した後なのに、なぜか通路を使って飛行機に乗り込みました。階段だけというパターンが多いと思うので珍しいですよね。
搭乗しました。バスが追加で到着して、機内はほぼ満席になりました。
足元はとても狭くて前の座席に膝が付く感じですが、短いフライトなので我慢です。
外が暑い・人が多い・冷房が弱い、と色々な理由が重なって機内はとても暑いです。
搭乗してから45分経って、やっと離陸しました。離陸の際に電子機器の電源オフは言われませんでしたので機内モードのみで過ごせました。
1時間半ほどでバリに到着しました。あっと言う間です。同じインドネシアですが、ジャカルタからバリに来ると1時間時計が進みます。機内モードをオフにするとスマートフォンの時計も現地の時間になりました。
【余談】ライオンエアに対する不安の解消
ジャカルタからバリへ移動するにあたり、飛行機をどれにしようか考えていた時に時間と金額がちょうど良かったのがライオンエアだったのですが、2018年10月に墜落事故が起きている事もあり、最初はちょっと不安を感じながら航空券を購入しました。
しかし、旅行に行く1ヵ月前の2019年3月にエチオピア航空で同じ種類の飛行機が墜落して、各国が同機種の飛行禁止を決定。航空会社も運行停止を決定しました。問題はライオンエアではなく機体にあったのです。
一連のニュースを見て出発前に少し安心しましたが、とはいえ、やはり実際に離陸する時は緊張しましたし、バリに無事に到着した時は本当にほっとしました。