スカルノハッタ空港を出てスカイトレインでBNI CITY駅に到着しました。
BNI CITY駅
BNI CITY駅に到着して改札を抜けて出口を探しました。外はひどい土砂降りです。タクシー乗り場があったのですが、ぼったくられたりすると嫌なので、前回のクアラルンプール旅行の際に初めて使ったGrabをここジャカルタでも使ってみようと思いました。
アプリで探すと乗せてくれる運転手さんがすぐに見つかりました。10分程で到着するようです。さて、出口は2つありますが、どちらへ来てくれるのでしょうか。
駅もスカイトレインと同様に綺麗です。線路に沿った奥に長い駅です。
通常のタクシーはこちら側の出口から乗るようです。運転手さん達が待機中です。
反対側の出口は屋根のある駐車場になっています。通常のタクシー乗り場で客を乗せると気まずいため、Grabカーは何となくこちらに来そうな気がして、こちらで待機していました。
Grabカーに乗車
Grabの画面を眺めていると少しずつ車のアイコンが近づいて来ます。駅の位置に来たため外を見ましたが、新たに駐車場に入って来た車はいません。まさか、逆側かな?と思って急いで通常のタクシー乗り場の方へ向かいました。反対側だから遠いです。早足で向かいます。
ところが通常のタクシー乗り場の方にもGrabカーらしきものが見当たりません。到着しているはずなのにいない?なぜだ?と考えました。
Grabアプリでは『到着しました。どこにいますか?』とチャットが届きました。時間差で到着したのでしょうか。もう一度、屋根付の駐車場のある側に戻ります。けっこう距離があります。必死に歩きました。でも、やっぱりいません。
『到着していますよ。どこにいますか?』とまたチャットが届きました。どちらの出口にもいない。おかしいです。まさか駅を間違えているのでしょうか。困りました。どこにいる、、、ん?
ふと見ると、近くにエスカレーターがあります。まさかと思いエスカレーターを降りるといました。Grabカー。案内係のような人が外に立っていて名前を確認されて乗り込みました。いやー、焦りました。
分かりやすい両端の出入り口に比べて、エスカレーターは存在感無さすぎです。
ホテルへ移動
BNI CITY駅のゲート
Grabカーに乗り込みました。BNI CITY駅を出る時にゲートがあって、運転手さんから5,000ルピア(約40円)を要求されました。Grabは事前に料金が決まっているはずですので戸惑いましたが、タクシー代とは別にBNI CITY駅の駐車料金が必要なのだと理解しました。両替した中で一番小さな紙幣の50,000ルピア(約390円)を運転手さんに渡すと、ゲートのスタッフからお釣りを受け取り僕にそのままくれました。
ベトナムと同様に、インドネシアもお金の単位が大きいので、急に5,000ルピアと言われてビックリしましたが、日本円で約40円だと分って安心しました。
渋滞とハザード
ジャカルタは渋滞がひどいという話をネットで見た事がありましたが、大きな通りに出ると、確かにものすごい渋滞でした。なかなか車が進みません。そして気になる事が一つ。運転手さん、ずっとハザードランプを点けたまま走ってます。ハザードだと両方のウインカーが点滅しているので、周りの車から見て車線変更や右左折が分かりづらいはずなんです。
"まさかこんなに長い時間気が付かないなんて事があるだろうか。ずいぶんゆっくり走るけど免許は持っているのだろうか。運転は大丈夫なんだろうか。いや、ひょっとして本当にどこか壊れているのか?"と色々考えました。車線変更を何度も行い、かなり大きな交差点も通りましたがハザードランプは点いたままです。
"まーとりあえずちゃんとホテルに向かっているみたいだし、気にしないでおこう。"と思ったら運転手さん、駅を出て15分も走ってからハザードランプを消しました。
「今頃かい!」と、心の中でツッコみました。
BNI CITY駅とホテルの場所は国家独立記念塔であるモナスの南側です。
激しい雨とひどい渋滞の中をハザードランプの車がゆっくりと進みます。まるで故障車のようです。
大きな通りを抜けて住宅地のようなところへ入りました。ホテルまでもうすぐです。
料金は57,000ルピア(457円)でした。
エルミタージュ,トリビュートポートフォリオホテル,ジャカルタ チェックイン
ホテル前に到着しました。入口は車が入れないようにゲートが閉まっており、そこでタクシーを降りました。雨が降っているため、ホテルの玄関まで濡れないようにセキュリティスタッフが傘を貸してくれました。玄関前には荷物検査の機械が置いてありましたが、確か僕の時には検査は行われませんでした。
中に入り、チェックインしたい事を伝えると書斎のようなオシャレなフロントに案内されてウェルカムドリンクをいただきながら、ゆっくりと座ってチェックインする事が出来ました。カードキーをいただいたので部屋に向かいます。
建物の写真入りのオシャレなカードキーです。
スタジオスイート
部屋の入口です。ドアは窓のように見えるデザインではなく、本当の窓がついています。
裏側にはカーテンが付いています。
中に入るとホテル案内や電話などが置かれた机と椅子、壁にはテレビがありました。
テレビの正面にはソファ。テーブルにはウェルカムフルーツ&スイーツが並んでいます。壁には絵が飾られています。
見上げると、シャンデリアも派手過ぎない落ち着いた雰囲気のデザインです。
部屋は奥に長いデザインのようです。次の部屋にはベッドがあり、一番奥にはバスタブが見えますね。
カフェコーナーです。コーヒーメーカーとポットが置いてあるのに、お水が無いなと思ったら上の棚の中にありました。
ミニバーは控えめな品揃えです。
エアコンは日本で見慣れたダイキン製です。22℃設定なのでけっこう冷えてます。
アクセントに使われている赤が印象的なベッドです。なんてエロいベッドルームなんだろうと思いました。オジサンが1人で寝るには雰囲気がエロ過ぎます。
ベッドの正面にもテレビがあります。その両隣はクローゼットになっています。
クローゼットの中にはバスローブとセキュリティボックスがありました。
ベッドサイドにコンセントはあるのですが、丸く窪んでいるので四角い充電器が上手く差せなかったと思います。仕方なく、一番最初の部屋の机のコンセントで充電しました。
さらに奥の部屋に進むとシャワーブースとトイレがあります。
クアラルンプール国際空港PLAZA PREMIUM LOUNGEのトイレと同じ、ツマミを倒すと水が出るタイプのウォシュレットです。
シャワーブースにはレインシャワーも付いてます。
洗面台も上品な印象でとても綺麗です。タオル類は洗面台の下に収納されていました。
一番奥はバスルームです。ロールカーテンの端から光が漏れており、どうやら窓があるようです。
ロールカーテンを開けると、向かい側の家から丸見えでした。これは確かに閉めたままの方が良さそうですね。
下の道路を見ると、まだまだ雨は降り続いているようです。
ウェルカムスイーツ
日本の自宅を出てから20時間近く経過しています。まずはシャワーを浴びる事にしました。レインシャワーが気持ちいいです。ふと、手が黒く汚れている事に気が付きました。原因が分からず、しばらく考えて一つ思い当たったのが、ホテル入口で借りた傘です。
雨降りですので、おそらく持ち手に何か泥のような汚れが付いてしまったんだと思います。セキュリティスタッフの方に悪気は無かったと思いますので気にしない事にしました。
サッパリした後は食事です。テーブルの上に置いてあった美味しそうなスイーツをいただく事にします。
レインシャワーでサッパリしたのでソファーのある部屋に戻ります。
コーヒーを入れてクッキーやチョコレートをいただく事にしました。
" 水しぶき"ならぬ、"チョコしぶき"とでも言うんでしょうか。芸術的な形のチョコの器の上にチョコでコーティングされた苺が乗っていました。器も食べる事が出来るので、パキッと折って少しずついただきました。
サッパリしてお腹が膨れたので少しだけ寝る事にします。