タクシーの運転手さんからちゃんとお釣りを貰い、無事にホテルに到着しました。
インターコンチネンタル・ダナン・サンペニンシュラ・リゾート チェックイン
ウェルカムドリンクをいただきながら赤いベッドのようなソファーでチェックインを済ませ、ホテルの地図をいただきました。ホテルは斜面に建てられているため上から「HEAVEN」「SKY」「EARTH」「SEA」という4つの階層(レベル)に分かれており、ホテル中央部にあるトラムというケーブルカーのような乗り物で階層間を移動します。
また、広大な敷地面積に部屋が散らばっているため横方向の移動にはゴルフカーのようなバギーを使います。一部、階層間にまたがる道もあるのでバギーでも階層間の移動が可能になっています。
チェックインの時に貰った地図にトラムとバギーの移動区間を入れました。僕の部屋はSKYレベルの端の方です。
裏側にはホテル内のダイニングなどが記載されています。
勘違い
チェックインが終わって5分くらい待っていたのですが中々呼びに来てくれません。"あれ、ひょっとしてもう行っていいのかな?"と思い、地図を見ながら歩いて部屋へ向かおうと外へ出ると、慌てた様子でスタッフの方が来ました。
部屋まではバギーで送ってくれるようなのですが、バギーの数が限られているので順番待ちだったようです。たまたまチェックインが重なってしまったようですが、そのまま待っていればちゃんと呼びに来てくれたみたいですね。
そうとは知らず歩いて部屋に向かおうとしたので、気を遣って早めにバギーに乗せてくれる事になりました。何だか順番に割り込んだみたいになってしまい大変恐縮です。日本人はせっかちだと思われたでしょうか。悪気は無く、英語力が無いため待っていればよい事を聞き取れなかっただけなんです。すみません。
部屋へ移動
風を受けながら走るバギーに乗っていると最高の気分です。時折見える海も素晴らしく、『世の中にはこんなホテルがあったんだなー』と感動しました。この時点でテンション上がりまくりです。
テラススイート・オーシャンビュー
到着すると、FHR特典でクラシックオーシャンビューの部屋からテラススイート・オーシャンビューの部屋にアップグレードしていただいたようで、とても素敵な部屋でした。
部屋の入口前の風景です。
中に入ると落ち着いた雰囲気です。
机の上にウエルカムスイーツとウェルカムカードが置かれていますね。
ベトナム式のタンス?のようなものが置いてあります。
開けてみると、部屋着とスリッパのほか、ベトナムの帽子であるノンラーとバッグの中にサンダルが入っていました。
カフェコーナーです。左の電気スタンドのところにコンセントが見えます。
カフェコーナーには急須も置いてありますね。
プリングルズやオレオなどのスナック類がありました。確かこちらは有料です。
ベッド側に移動します。ナイトテーブルにはお水が置いてありました。テレビは吊り下げ式ですね。このテレビから流れるホテルのオフィシャルビデオの音楽が特徴的で何度も聞いていると耳から離れなくなりました。
ベッドの上にお花が置いてあります。
ベッドの奥には一人掛けのソファーがありました。ソファーの後ろはバスルームへの窓があります。テラスに繋がるガラス戸を開けて外に出てみます。
テラスにもソファーがありました。海が見えて気持ちいいですね。
テラスはかなり広いです。
こちらにもソファー、そしてカウンターがあります。ここでお酒を飲んだら最高でしょうね。
ビーチが見えますね。
穏やかな海です。部屋の名前そのままの、テラススイート・オーシャンビューです。
建物の白い台のようになっている所に何か気になる物体がありますが、とりあえず室内に戻ります。
ウエルカムスイーツはマカロンとチョコレートです。ひょっとするとワインも無料だったのかもしれませんが未確認です。
ウェルカムカードです。Juanさん、とても字が綺麗ですね。
ミニバーは無料です。ソフトドリンクのほか、ビールもあります。ワインやチョコレート?まで無料だったかは未確認です。
ミニボトルは有料です。
シャワータイプのトイレです。可愛らしい丸い形をしています。
洗面台周りがとにかくカッコイイです。
洗面台のところにもお水とコンセントがありました。
特にドアなどは無く、バスルームと繋がっています。
木の床のバスルームは初めてだったのですが、隙間に水が流れるようになっているので水ハケは良かったです。シャワーの後ろはベッドルームと繋がる窓があって開閉可能です。
なんとレインシャワーが付いていました。僕は使いませんでしたが、ベッドルームとの窓を閉めるのはもちろんの事、洗面台側とのドアもありませんので気を付けないと周り中ビシャビシャになりそうです。
特徴的な形の大きなバスタブです。フチがちょっと高めなので入る時は踏み台を使うと楽です。柄杓が置いてあるのが面白いですね。ダチョウの『ダナンくん』が窓の外を監視してくれていました。本当の名前は不明です。
テラスで遭遇
さっそくテラスに出てマカロンをいただく事にしました。海を眺めながらノンビリしていると"何か"がテーブルの上のマカロンをサッと取って行きました。サルです。部屋へ案内してくれたスタッフの方が「テラスのドアは開けっ放しにしないで下さい」と言っていましたが、まさかこんなにすぐに現れるとはビックリです。
サル達がテラスの手すりの上に居るので、好奇心で近づくと二の腕の辺りを掴まれました。慌てて離れて部屋に逃げ、サルがいなくなったのを確認してからテラスのテーブルに散らばったマカロンを片付けました。
その後も頻繁にサルがテラスに現れます。これではせっかくの素敵なテラスなのに景色や食事を楽しむ事が出来ません。
白い台のような所に3匹のサル達がいます。
少しでも近づくと、このように攻撃体制に入りますので危険です。黒い物体は排泄物だったんですね。
よぎる不安
二の腕をスマートフォンで撮影すると、爪の形に小さな傷が付いているようでした。海外ですので狂犬病などの野生動物による被害が心配になり、フロントに電話をして日本語が話せるスタッフの方に代わっていただきました。
これまでにホテルでサルに傷を負わされた宿泊客はいますか?狂犬病などは大丈夫ですか?と確認すると、『今までにホテルでサルからケガを負わされたお客様はいません。心配しなくても大丈夫ですよ。』という回答でした。
まあ大丈夫なのかなと思い、僕は電話を切りました。この時点では翌日にとんでもない事態になるとは想像していませんでした。